こんにちは。
今日は眼瞼下垂症とおでこのシワに関してお話しします。
眼瞼下垂症は、上眼瞼の奥にある、腱膜が傷んでくる病気です。
腱膜は瞼を引き上げる筋肉と繋がっていますので
腱膜が傷むと瞼が開けづらくなってきます。
すると、代償的におでこの前頭筋を使って瞼を上げるようになります。
正確には、前頭筋を使って眉毛を上げ、皮膚で繋がっている瞼をひっぱり上げます。
前頭筋はこめかみあたりからおでこ全面にありますので
眼瞼下垂症が始まると、おでこにシワが寄ってくるという仕組みです。
したがって、鏡を正面視で目を開けてみたときに、まずシワが深いかどうかを見てみましょう。
深いシワが刻まれている場合は眼瞼下垂症がやや進行しています。
薄いシワの場合は眼瞼下垂症が始まっていますが、軽症のことが多いです。
また、シワの深さの左右差や眉毛の高さを見てみましょう。
左右比較して
眼瞼下垂症が進行している方がシワが深く、眉毛が挙上しています。
いかがでしょうか。
外来で、よく
『どのくらいひどいですか?』
『左右とも眼瞼下垂症ですか?』
と質問を受けますのでお話ししてみました。
上記の件は、100%正しいとは思いませんが、概ね合っていると考えています。
是非、ご参考にされてみてください。
尚、眼瞼下垂症はご本人がお困りでなければ手術する必要はないと考えておりますので
シワがある!→手術しなきゃ!
と落胆する必要もありません。
当院では予防法などもご説明しておりますので
診断、ご相談だけでもお気軽にいらしてください🎵
* … * … * … * …* … * … * … * …
鹿児島園田眼科形成外科
園田 わかな
* … * … * … * …* … * … * … * …
鹿児島園田眼科形成外科
園田 わかな
* … * … * … * …* … * … * … * …